米Qualcommは、6月30日、SoC搭載のIoT向けLinuxディストリビューション「Qualcomm Linux 2.0」の一般提供を開始した。
2024年にQualcomm Linuxが発表されて以来、開発者や顧客からのフィードバックを経て、本番環境向けのプラットフォームとして進化してきた。今回のバージョンには、Yocto Project 6.0 Wrynose、Linux 6.18 LTSカーネル、大幅に拡張されたオープンソース基盤、新しいリアルタイム機能などが含まれている。
Qualcomm Linux 1.xでは、プラットフォームは2つの異なるバリアント(基本となるオープンソースビルドと独自のカスタムビルド)で出荷され、それぞれ独立して管理されていた。Qualcomm Linux 2.0では、Linux 6.18 LTSカーネルとYocto Project 6.0(Wrynose)をベースにした、単一の統合基盤が実現している。
この基盤を拡張するケイパビリティ・オーバーレイは、オーディオ、グラフィックス、カメラ、ビデオ、センサーなどの機能を個別に追加することができる。本番環境用オーバーレイは、強制アクセス制御、OTAアップデートインフラストラクチャ、セキュリティ強化、仮想化、リアルタイムカーネルサポートなど、同一の構成可能なモデルで展開要件に対応できる。
また、Qualcomm Linux 2.0はリアルタイム機能を組み込んでおり、産業用途でもすぐに利用できるように設計されている。設定やメンテナンスが必要なリアルタイムレイヤーは別途用意されておらず、Linux 6.18 LTS RTカーネルを通じてプラットフォームに直接サポートが組み込まれており、meta-qcomレイヤーのレシピによって管理されている。
その他、対応プラットフォームを拡張し幅広い環境で利用可能になった。詳細はブログポストから確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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