TISは3日、オープンソースの社内SNSアプリケーション「SKIP」の正式版をリリースした。
TISは3日、オープンソースの社内SNSアプリケーション「SKIP(スキップ)」の正式版(バージョン1.0)をリリースした。SKIPのWebページより無償でダウンロードできる。
SKIPはRuby on RailsとjQueryで作られたオープンソースの企業内情報共有ソーシャルウェア。オープンソースとしての公開は2008年からだが、TIS社内では2005年から利用されており、約3年に近い運用実績があるという。
企業や組織におけるメンバー同士の情報共有を目的として作られており、一般的なSNSにあるプロフィールやブログといった機能のほかに、記事ごとに公開権限の設定や足跡の確認ができるなど、企業ユーザーのニーズに合わせたさまざまな機能が搭載されている。
今回公開された正式版では、ユーザーを追加したり、システムの設定を変更したり、メッセージを書き換えたりといった日々のメンテナンス作業が管理画面上から全て実施できるようになり、技術者でないユーザーでも手軽に運営ができるようになった。そのほかにも、OpenIDへの対応、ランキング機能といった新しい機能が盛り込まれている。実際の機能を確かめるためのデモサイトも用意されている。
また、TISではSKIPの公開に伴い、企業へのSKIP導入を支援するための有償サービス「SKIPあんしんサポート」を開始。構築代行やカスタマイズ、ヘルプデスク、障害調査支援といったサービス提供を行う。
【関連リンク】
・SKIP正式公開版(ver.1.0.0)をリリース
・TIS、企業内情報共有を実現するソーシャルウェア「SKIP(スキップ)」のサポートサービスを開始(ニュースリリース)
・SKIPポータルサイト
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