テクマトリックスは17日、エラー検出ツールの最新版「Insure++ Enterprise Edition 7.1.6」(以下、Insure++)の販売を開始した。米Parasoft社が開発する製品で、C/C++のアプリケーションに対応している。
Insure++は、メモリリーク、メモリ破壊、メモリ割り当ての競合、不正なキャスト、ポインターの矛盾といった80種類の深刻なエラーを、コンパイル時や実行時に自動検出するツール。検出したエラーの詳細や関連情報をリアルタイムで表示できる他、カバレッジ情報をレポートしたり、メモリの使用状況をグラフィカルに表示したりすることも可能。Visual Studioと統合して、メニューやツールバーから呼び出すこともできる。
バージョン7.1.6からサポート環境が増え、新しくVisual Studio 2008やWindows Vista、64bitアプリケーションに対応した。
対象プラットフォームは、32ビット版のWindows 2000/XP/2003/Vista、64ビット版のWindows XP/2003/Vista。Unixは、Linux、Solaris、IBM AIX、HP-UXの各32ビットと64ビットに対応している。統合可能なVisual Studioは、32ビット版がVisual C++ 6.0/.NET/.NET 2003/2005/2008、64ビット版がVisual C++ .NET/2008。
価格は「Insure++ 32bit Enterprise Edition for Windows Ver. 7.1.6」が248,000円、「Insure++ 64bit Enterprise Edition for Windows Ver. 7.1.6」が398,000円、Unix対応の「Insure++」が700,000 円から(ともに税別、1年間の保守サービス含む)。
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