リスト2に、こうしたイベントの使用例として、だれかがこのURLからOGVムービーにアクセスして[Load(読み込み)]ボタンを押す場合の処理を示します。
ビデオの再生が可能な状態になると、oncanplayイベントのキャッチによって[Play(再生)]ボタンが有効になります。さらにユーザーが[Play(再生)]ボタンを押すと、ダウンロードされたビデオの再生が実際に開始されます。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>HTML 5 Video</title>
<script type="application/javascript">
function Init_Handler(){
var myVideo = $("myVideo")
var playVideoBtn = $("playVideoBtn")
var videoSrc = $("myVideoSrc").value;
myVideo.src = videoSrc;
myVideo.oncanplay = function(){
if (myVideo.readyState == 4){
playVideoBtn.removeAttribute("disabled");
}
}
myVideoBtn.onclick = function(){
myVideo.play()
}
myVideo.load(); };
window.onload = Init_Handler;
</script>
</head>
<body>
<video id="myVideo" width="320" height="240" src=""/><br/>
<input id="myVideoSrc" type="text" value=""/>
<input id="loadVideoBtn" type="button" value="Load"/>
<input id="playVideoBtn" type="button" value="Play"
disabled="disabled"/>
</body>
</html>
ただし、これは理論上の話です。実際のところは、Firefoxでさえ<video>タグや<audio>タグを完全には実装していないからです。そのため、こうしたイベントの多くはまだJavaScriptのレベルには渡されていません。つまり、実装がまだ完了していない現時点では、やはりload()のあとにplay()を呼び出すことが、外部で読み込まれたビデオリソースを再生するベストな方法のようです。ただし、こうした状況は実装(およびXHTML規格)の具体化に伴って変わってくる可能性が高いので、注意が必要です。
ブラウザベンダーが寄せる関心の高さ
あらゆる点から見て、ブラウザベンダーがマルチメディア機能をHTML 5規格の開発における極めて重要な鍵として捉えていることは確かなようです。オーディオもビデオも複雑な部類のメディアであること、またWebブラウザ内でのビデオやオーディオの利用を促進できるという期待の高さを考えれば、当然のことでしょう。しかし、HTML 5のマルチメディアがどこでも使えるようになるには、最先端のブラウザ実装にさらなる技術的な進歩が求められそうです。
