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Bing Mapsで遊ぼう!

Bing Mapsで遊ぼう!
第1回 ‐SilverlightでBing Mapsを表示しよう‐

Bing Maps Keyを取得し、BlendでBing Mapsアプリを作成


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BlendでBing Mapsアプリを作成

 さて、ここまでで開発のための準備が整いました、早速Silverlightで動作するBing MapsアプリをBlendを使って作成していきましょう。

1)新規プロジェクト作成とBing Mapsコントロールの追加

 はじめに新規プロジェクトを作成しますが、アセット欄にはBing Mapsコントロールが含まれていません。ですのでプロジェクトタブの参照の追加から、「Microsoft.Maps.MapControl.Common.dll」「Microsoft.Maps.MapControl.dll」を追加します。

 Bing Maps Silverlight Control SDKをデフォルトの場所にインストールしている場合は<C:\Program Files\Bing Maps Silverlight Control\V1\Libraries>内にあります。

2)ドラッグかXAMLビューからMapsを画面に追加

 DLLを追加することで、アセット欄にMapが表示されたはずです。ドラッグするかXAMLビューからMapを画面に追加します。あとはサイズ等を調整しビルドしてみましょう。

<UserControl
    xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    xmlns:Microsoft_Maps_MapControl="clr-namespace:Microsoft.Maps.MapControl;assembly=Microsoft.Maps.MapControl"
    xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
    xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
    x:Class="BingMapApp.MainPage" mc:Ignorable="d" d:DesignWidth="800" d:DesignHeight="600">

    <Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
        <Microsoft_Maps_MapControl:Map d:LayoutOverrides="Width, Height"/>
    </Grid>
</UserControl>

3)ビルド

 ビルドに成功すればBing Mapsが表示されたはずです。

 ですが、現時点ではこのように地図の真ん中に開発者アカウントを取得する旨の表示がされてしまいます。そこで最初に取得したBing Maps KeyをCredentialsProviderプロパティに入れるとこの表示は消えます。

<UserControl
    xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    xmlns:Microsoft_Maps_MapControl="clr-namespace:Microsoft.Maps.MapControl;assembly=Microsoft.Maps.MapControl"
    xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
    xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
    x:Class="BingMapApp.MainPage" mc:Ignorable="d" d:DesignWidth="800" d:DesignHeight="600">

    <Grid x:Name="LayoutRoot" Background="White">
        <Microsoft_Maps_MapControl:Map CredentialsProvider="取得したBing Maps Keyを記述します" d:LayoutOverrides="Width, Height"/>
    </Grid>
</UserControl>

 これでBing Mapsが制限なく動作するようになったはずです。まずは軽快に動作するSilverlight Bing Mapsを堪能しましょう。

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地図の任意の位置を表示する

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この記事の著者

クラスメソッド株式会社 杉浦 篤史(スギウラ アツシ)

クラスメソッド株式会社(http://classmethod.jp/)RIAデベロッパー。クラスメソッドではFlexデベロッパーとして主にFlexを用いたRIA業務システムの開発を担当。開発においては要求される機能を満たすため、カスタムコンポーネントの開発に従事することが多い。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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