フリーソフトウェア財団およびGNUコンパイラコレクション(GCC)開発チームは14日、オープンソースのCおよびC++コンパイラ「GCC 4.5.0」をリリースした。
GCC 4.5.0では、リンク時最適化(link-time optimization)が可能となった。複数のモジュールにまたがった最適化を実行でき、パフォーマンスを向上させるとともに、コードサイズを縮小させるとしている。また多面体(polyhedral)モデルに基づいて、ループの最適化を向上させたとしている。
なお、バグフィックスされたGCC 4.5.1が2010年7月にリリースされるとアナウンスされている。変更箇所の確認およびダウンロードは公式サイトを参照のこと。
【関連リンク】
・GCC 4.5.0 Released
・GCC 4.5 Release Series - Changes, New Features, and Fixes
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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