Rubyアソシエーションは6日、Ruby技術者認定上位試験「Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold」(以下Gold)を発表した。受験申込は年内初冬を予定している。
現行実施されている「Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver」(以下Silver)の上位資格にあたり、Silverをさらに掘り下げた内容に加え、標準添付ライブラリやアプリケーション設計に必要となるクラスの知識などが問われる。
出題範囲はSilverが「実行環境、文法、組み込みライブラリ、オブジェクト指向」、Goldが「実行環境、文法、オブジェクト指向、組み込みライブラリ、標準添付ライブラリ」。Gold認定には、SilverとGoldの両試験に合格する必要があり、受験の順番は問わない。
試験はどちらもコンピューター上で問題を解く「CBT(Computer Based Testing)」形式(配信:プロメトリック社)で行われ、90分で選択式の50問を解き、75%以上正解すると合格となる。受験費用はともに税込15,750円。
Rubyアソシエーション理事長のまつもとゆきひろ氏は、今回新設された試験について「新たに提供されるRuby Association Certified Ruby Programmer Goldでは、オブジェクト指向プログラミングなどより高度なレベルのRuby知識を証明できるようになります。Ruby Association Certified Ruby Programmer Goldの資格を活用していただくことで、より多くの技術者の方々がRubyを活用したビジネスにおいて、チャンスを獲得し、実力を発揮していただくことを期待します」と述べている。
試験に関する最新情報は、RubyアソシエーションのWebサイトか、Ruby技術者認定試験の公式Twitterアカウントで確認できる。
【関連リンク】
・Ruby技術者認定試験制度(Rubyアソシエーション)
・Twitterアカウント(@rubycp)
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