エクセルソフトは3日、並列プログラミングを支援する開発ツールの最新版「インテルParallel Studio 2011」(開発:インテル)を発売した。
Windows環境で動作するC/C++開発者向けのツールセットで、マイクロソフトの統合開発環境「Microsoft Visual Studio」に統合する形で利用する。開発工程の各段階に対応した4つの製品で構成されており、設計用の「インテルParallel Advisor 2011」、ビルド・デバッグ用の「インテル Parallel Composer 2011」、エラー検証用の「インテル Parallel Inspector 2011」、分析・チューニング用の「インテル Parallel Amplifier 2011」を組み合わせることで、開発サイクル全般を通してコードの並列化・最適化を支援する。
バージョン2011では、すばやく簡単で信頼性に優れる並列プログラミングを行うための新しい並列化モデル「インテル Cilk Plus」への対応や、Microsoft Visual Studio 2010のサポートなどが追加された。
30日間全機能を試用できる評価版や、日本語マニュアルがエクセルソフトのサイトで提供されている。
価格はシングルユーザーライセンスで98,700円。構成製品を単体で購入すると各54,600円(ともに税込)。別途、Microsoft Visual Studio 2005/2008 Standard Edition以上か、2010 Professional Edition以上が必要となる。
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