結婚を機に転職を決意 システム企画から未経験でSEMコンサルタントに
消費者向けサービス会社のシステム企画職から、インターネット広告会社のSEMコンサルタントに転職した、田口さん(仮名、31歳・女性)にお話をうかがいました。
――前職のお仕事内容について教えてください。
「携帯電話での電子決済向けシステムを企画開発する会社で詳細設計や要件定義、サービス企画を行う部署で働いていました。 私のメインの仕事はシステムの要件定義で、協力会社との打ち合わせも多くありました。
お客様とダイレクトにやり取りをして、いかに希望に沿ったシステムを提案できるかというところですね。システムを作っていくとどうしても不具合は発生しますし、お客様の希望に合わないところも出てきます。そこでシステム改善の提案をしたり、あるいはシステムを変えずにお客様側の運用フローを変えていただいたりとすることで、本来の希望をかなえていただいていました。このような、お客様のために頭をひねって行う作業というのはやりがいがありました」
――なぜ転職を考えたのですか?
「勤めていた会社が早期退職を募っていたということもありますが、最終的には自分の望むライフスタイルに合わせた仕事をするために転職を決意しました。
システム開発に携わっていると、どうしても土日も出なければいけない時があります。当時自身の結婚が控えており、結婚後のライフスタイルを考えると続けていくのは厳しいかなと思いました。将来子供ができ、育っていくときに仕事と両立させていけるかと考えると、もう少しプライベートに比重を置いた仕事をしたいと思い、転職活動へ入りました。
当初はライフスタイル重視で、職種や雇用形態にあまりこだわりはありませんでしたが、キャリアアドバイザーの方から今後のキャリアプランを考えた転職を薦められ、改めて仕事内容についての希望を考えました。仕事に対する希望として、お客様の希望にあったシステムを作り上げていくために必要なスキルをもっと伸ばしたいと思っていたので、コンサルティングか上流設計のできる部門ということでお伝えしました」(続きはキャリアジンでご覧ください)