W3Cは5日(現地時間)、「Web Real-Time Communications Working Group」を発足した。このワーキンググループの目的は、Webブラウザによるリアルタイムコミュニケーションを実現するための、クライアントサイドのAPIを定義することだ。
定義されるAPIは、外部拡張やプラグインを組み込むことなく、サーバーを介さずにWebブラウザだけで、音声や映像を用いたリアルタイムコミュニケーションを可能にすることを目指している。
今後の予定としては、2011年の第3四半期に最初のドラフト(FPWD:First Public Working Draft)をリリースすることを目指しており、2013年の第1四半期には最終的なリリースを行う見込みとなっている。
【関連リンク】
・W3C
・「Web Real-Time Communications Working Group Charter」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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