Shoeisha Technology Media

CodeZine(コードジン)

特集ページ一覧

第2回 VSUGアカデミー、オラクル本社ならではのデモを実演

  • ブックマーク
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2006/09/28 14:50

Visual Studio User Groupが主催する「第2回 VSUGアカデミー」が9月27日、日本オラクル株式会社 本社のセミナールームで開催された。.NETにおけるデータアクセスプログラミングについて各種情報が提供された。

 Visual Studio User Group(以下、VSUG)が主催する「第2回 VSUGアカデミー」が9月27日、日本オラクル株式会社(以下、日本オラクル) 本社のセミナールームで開催された。

当日会場にかけつけたOracleの看板犬「ウェンディ」
当日会場にかけつけたOracleの看板犬「ウェンディ」

 主にプログラミングや.NETの初心者を対象としたイベントで、約80名の開発者が参加。今回は「データアクセスプログラミング」をテーマし、2つのセッションから構成された。

ADO.NET 2.0によるデータアクセスプログラミング

 1つ目のセッションでは、VSUGの「データベース・データアクセス」フォーラムのボードリーダーを務める渡辺俊史氏が、ADO.NETを使ったデータアクセスプログラミングについて語った。

VSUGボードリーダー 渡辺俊史氏
VSUGボードリーダー 渡辺俊史氏

 ADO.NETの基礎から、ADO.NET 2.0における向上点、コーディング時における注意点など、.NETでデータアクセスプログラミングを行う上で必要な基礎知識を詳細に解説した。実際にVisual Studio(以下、VS)でデバッグする様子を見せたり、現場で必要不可欠なTipsを織り交ぜたりして講義は進められた。

.NET開発者におくるOracle無償開発ツールの徹底活用

 2つ目のセッションでは、日本オラクルの一志達也氏が、.NET開発者向けのOracle開発ツールを紹介した。

日本オラクル株式会社 一志達也氏
日本オラクル株式会社 一志達也氏

 日本オラクルは、ライセンスを所有し会員登録を行っているユーザであれば、無料で使える開発ツールを数多く提供している。一志氏はまず、「Oracle」に対するイメージについて次のような点を強調した。

  • 大規模な開発向けではないのか?
  • 確かに大規模な案件での採用実績が多いが、中小規模の開発も対象としている。
  • 高いのでは?
  • Oracle Databese 10g Standard Edition One」の5ユーザで97,650円(税込)と、他に比べて決して高いわけではない。
  • Windows向けではないのでは?
  • Windowsを軽視している訳ではなく、他環境に比べて手間がかかるため移植が遅くなっている。むしろ、Windowsに特化した機能を数多く付け加えている。
  • .NET向けではないのでは?
  • .NETと連携する便利なツールを無償で提供している(後述)。

 また、3つのOracle開発ツールについて、具体的なデモを交えて説明した。デモは日本オラクル本社のサーバを利用した、臨場感のあるものとなった。

  • Oracle Data Provider for .NET(ODP.NET)
  • .NETでOracleを使うのにお勧めのツール。Oracleならではの機能を活用できる。
  • Oracle Developer Tools for Visual Studio .NET(ODT)
  • VS上で、OracleのDB内部をツリー表示したり、PL/SQLのデバッグを行ったりできるようになる。開発生産性を向上する。
  • Oracle Database Extentions for .NET(ODE.NET)
  • Oracleのデータベース側に配置するツールで、.NET言語で書いたストアドプロシージャを利用できるようになる。.NETならではの処理を行ったり、PL/SQLを覚えるのが困難な場合に便利。

 各種開発ツールは、日本オラクルが運営するWebサイト「OTN-J」から無償で入手することができる。ぜひ一度、実際に触れてみていただきたい。

 また、Oracleデータベースならではの機能として、次の点についても紹介した。

  • 行レベルで変更通知可能なことによる高いパフォーマンス
  • Oracle RACを利用したフェイルオーバーによる高信頼性
  • データベース側で実装されている暗号化処理

今後の予定

 VSUGの今後のイベントとして、11月25日(土)にVSUG Dayの2日目を予定しているとのこと。より活発な開発者間の交流が期待される。

第2回 VSUGアカデミー 開催概要
  • ブックマーク
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
All contents copyright © 2005-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5