グレープシティは、Java帳票システムの開発から運用管理まで、広範にサポートするJava帳票ソリューション「Elixir Report 8.4J(エリクサーレポート)」を、2月24日に発売する。
Elixir Report 8.4Jは、これ1つで開発、運用、管理まで、Java帳票システムをあらゆる角度から支援する製品。帳票システム設計のためのGUIデザイナ、テンプレート上に配置するデータの抽出および加工ツール、帳票出力タスクを柔軟に設定できるジョブスケジューラ、データ漏えいを防ぐセキュアなファイル管理機能などを含む。
バージョン8.4における注目の新機能は、Googleドキュメントのスプレッドシートがデータソースとして使用できる点だ。ユーザーはデータソースの一覧からGoogleスプレッドシートを選択し、Googleアカウントにログインするだけでスプレッドシートのデータを簡単に利用できる。既存のデータソースを加工して新たなデータソースを作成する「コンポジットデータソース」機能により、他の形式のデータソースをGoogleスプレッドシート形式で書き出すことも可能。
コンポジットデータソース機能では、PDFやxls、CSV、HTML、画像ファイルなどさまざまな形式での出力に対応していたが、今回から加工後のデータをファイルやデータベースへ保存できる機能も追加された。そのほかにも、日本企業から要望の多かった、PDF出力形式で外字フォントを埋め込める「PDF外字出力」や、チャートタイプへのXY曲線の追加など、さまざまなバージョンアップが行われている。
対応OSは、Windows 7/Vista/XP、Server 2008 R2/Server 2008/Server 2003(x86/x64)およびSolaris 10/9(UltraSPARC)、AIX 7.1/6.1/5.3(POWER)、Red Hat Enterprise Linux AS 6.x/5.x/4.0(x86/x64)。
価格は、デザイナーライセンスが210,000円~、運用サーバーライセンスが840,000円~となっている(要問合せ)。製品の詳細はグレープシティ 製品詳細ページを参照のこと。
【関連リンク】
・グレープシティ
・「Elixir Report 8.4J」
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です