WebMatrix 2から利用する
WebMatrixとはマイクロソフトが提供する無償の簡易Web開発環境で、簡単にWebアプリケーションが構築できるツールです。WebMatrix 2はその後継ツールで、9月中旬に正式版の提供が開始されています。WebMatrix 2ではNode.jsのテンプレートが追加されており、これとWebサイトを組み合わせることによって、簡単にNode.jsアプリケーションをAzure上で実行できます。ここではWebMatrix 2でNode.jsテンプレートを利用したWebサイトへの発行まで解説します。
1. WebMatrix 2の起動
管理ポータルからもWebMatrix 2を起動できますが(注1)、ここから起動するとNode.jsのテンプレートが適用されません。別途、スタートメニューから起動してください。スタート画面が表示されるため、テンプレートを選択します(図5)。
WebMatrix 2がインストールされていない場合、インストーラーが起動してインストール完了後に起動してしまいます。スタンドアロンでインストールし起動する場合には、Web Platform Installer経由でインストールしてください。
2. Node.jsテンプレートの選択
Node.js用テンプレートはあらかじめ3種類用意されており、それぞれEmpty Site/Express Site/Starter Siteです(図6)。
各テンプレート概要は下表のとおりです。ここではStarter Siteを選択します。
| テンプレート名 | 概要 |
| Empty Site | server.jsでHTTPサーバーを起動するだけの空サイト |
| Express Site | ExpressフレームワークとJadeテンプレートを組み合わせたひな形サイト |
| Starter Site | Expressをベースにログインフォームやチャットデモなどアプリケーションのひな形サイト |
3. サイトの確認
図7はStarter Siteを作成しserver.jsを開いたところです。ローカルで実行確認するには、[実行]ボタンを押すだけですぐに動作確認することができます。
4. 発行の設定
作成したStarter SiteをWebサイトと紐づけ、発行の準備を行います。管理ポータルのWebサイト管理画面から[Download publish profile]を選択し、発行プロファイルをダウンロードします(図8)。
次にWebMatrix 2から[ホーム]タブを選択し[発行]ボタンをクリックすると、発行の設定ダイアログが開きます。右側の一般的なタスクから、[発行の設定のインポート]を選択し、先ほどダウンロードした発行プロファイルを選択すると必要な情報が読み込まれます(図9)。[保存]ボタンをクリックし、後はウィザードの指示に従って設定を行えば完了です。
5. Webサイトの確認
発行の設定を行うと、実際にWebサイトに構成物が配置されます。ブラウザで開き確認してください(図10)。
WebMatrix 2を使えばローカル環境でNode.jsアプリケーションを簡単に開発でき、それらをWebサイトに発行することができます。ただしWebロールなどのようにステージング環境がないため、直接運用環境への配置となることに注意してください。






