共同管理者の管理サポート
Windows Azureポータルで、Windows AzureのSubscriptionに共同管理者が追加できるようになりました。これにより、他の人とWindows Azureサービスの管理を共有できます。アカウントに対する請求書の詳細の変更や確認、またSubscriptionからサービス管理者を削除することはできませんが、そのほかは、サービス管理者が持つ同じ管理権限をSubscriptionの共同管理者も共有できます。
SETTINGSセクションで、ADMINISTRATORSタブをクリックし、ADDボタンを選択して自分のSubscriptionに共同管理者を追加します。
共同管理者を追加するには、Microsoftアカウント(以前はWindows Live ID)または企業のアカウントに対してメールアドレスを指定し、追加したいSubscriptionを選択します。
EDITボタンをクリックして、アクセスするSubscriptionを選択/未選択すると、共同管理者が属するSubscriptionを更新できます。
SQLデータベースへのインポート/エクスポート
Windows Azure管理ポータルは、SQLデータベースとBlobストレージ間のインポートおよびエクスポートをサポートするようになりました。データベースは、SQL Server 2012でサポートされている同じBACPACファイルフォーマットを使用して、Blobストレージへインポートおよびエクスポートできます。特筆すべきは、これにより、オンプレミスとクラウド環境間でデータベースが簡単にコピーおよび統合できるようになります。
SQLデータベースには、下部ドローワーにEXPORTコマンドがあり、クリックするとデータベースをWindows Azureストレージコンテナへ保存するポップアップが表示されます。
そのUI では、既存のストレージアカウント、または新規アカウントの作成、Blobストレージに存続するBACPACファイルの名前が選択できます。
またNEWコマンドでSQLデータベースをインポートして新規作成することもできます。これにより、ポップアップ画面が表示され、データベースからインポートするストレージコンテナとファイルが選択できます。
Windows Azureポータルでは、インポートおよびエクスポートの進捗度がモニターできます。ポータルでログ出力を設定すると、後でSQLデータベースサーバーの新しいHISTORYタブからすべての操作状況がチェックできます。ここにはすべてのインポートおよびエクスポートの履歴とそれぞれのステータス(成功/失敗)が表示されます。