仮想マシン体験の改善
新しい仮想マシンのプレビューのユーザー評価で不評だったのが、VMインスタンス(またVMドライブ)を削除した時に関連のVHDが削除できないという点でした。今回のリリース以前は、VHDがストレージアカウントに継続して存在し、ストレージ料金も蓄積していました。
仮想マシン拡張のDISKSタブで、削除するVMディスクを選択し、DELETE DISKコマンドをクリックします。
DELETE DISKボタンをクリックすれば、ディスクと関連VHDファイルを削除する(ストレージから完全にクリアする)オプションが選択できます。ディスクだけ削除してVHDはストレージに残すことも可能です。
クラウドサービスのステータス通知の改善
Windows Azureポータルは、ロールインスタンスのヘルス状況をより詳細に表示するようになりました。もしインスタンスが実行状態でない場合、Dashboardの上部にあるステータスで、そのステータスのサマリーが表示されます(ロールのヘルスに応じて自動更新されます)。
このステータスのサマリービューにあるインスタンスのハイパーリンクをクリックすると、詳細のロールインスタンスビューが表示され、それぞれのインスタンスのより詳細なヘルス状況が確認できます。この詳細ビューでより具体的なステータス情報を提供するためにポータルが更新され、アプリケーションヘルスの可視性が改善されました。
Media Servicesのモニターサポート
Windows Azure Media Servicesでは、Windows Azure Media Servicesアカウントで、メディア処理のジョブ(メディアファイルのエンコーディングなど)が作成できます。Windows Azureポータルでは、待機中のエンコーディングジョブや、アクティブ、失敗、待機中のタスクなどの数をモニターできるようになりました。Media ServicesアカウントのDashboardで、過去6時間、24時間、7日間のモニターデータを表示できます。