開発環境の導入
今回はSpring Frameworkの開発元である、Spring Sourceが提供しているSpring Tool Suite(以下、STS)を利用します。STSはEclipseベースのIDEであり、Spring Frameworkを利用したアプリケーションの開発に最適化されています。
STSをインストールすれば、IDE本体と一緒にMavenおよびSpring Sourceの提供するRADツールであるSpring Rooや、TomcatベースのアプリケーションサーバであるtcServerもインストールされます。
STSを使うとSpring特有のファイルの生成やmavenで必要となるpom.xmlの自動生成が行われるなど、Spring Frameworkを利用したプロジェクトが簡単に作成可能です。
なお、今回の筆者の環境は以下のようになっています。
- OS : Mac OS X Mountain Lion
- Javaバージョン : 1.7.0_10
- Spring Tool Suite 3.1.0.RELEASE
STSのダウンロード
まず、STSのサイトに行き、右上の「DOWNLOAD」ボタンをクリックしてください。
個人情報は入力しなくても構いません。その場合は個人情報入力欄の下側にある「take me to the download page」というリンクをクリックします。
ダウンロード可能な一覧が表示されます。今回筆者の環境はMac OS Xであるため、執筆時点の最新版である3.1.0.RELEASEをダウンロードしました。このバージョンはベースのEclipseが4.2.1となっています。
お使いの環境によって32bit版もしくは64bit版を選択してください。また、インストーラ付きと圧縮形式のものと2種類ありますが、こちらは好みのものを選択してください。筆者の環境はMacであるため64bit版のインストーラ付きのものである「spring-tool-suite-3.1.0.RELEASE-e4.2-macosx-cocoa-x86_64-installer.dmg」を選択しました。
STSのインストール
ダウンロードが完了したら、インストーラを起動します。起動後はウィザード形式で進みますが、今回はすべてデフォルトのままとしました。これらはご自分の環境や好みに合わせて変更してください。途中でインストールするプロダクトを選択する画面がありますが、すべて選択をします。こうすることでMavenプラグインやRADツールであるSpring Rooなども同時にインストールされます。
vFabric tcServerというのはSpringSourceがTomcatをベースに拡張したJavaアプリケーションサーバで開発中のテストに利用することができます。




