Windows Azure:Active Directoryのリリース、新バックアップサービス、Webサイトのモニタリングとログの改善
Windows Azureにいくつかの新機能がリリースされました。
例えば、以下のようなものがあります。
- Active Directory:Windows Azure ADの一般公開リリース(現在本番環境でも利用可能になりました!)。
- バックアップサービス:クラウドで安全性の高いWindows Serversのオフサイトバックアップが可能な新サービス。
- Webサイト:モニタリングと診断の改善。
上記の新機能はすべて現在使用可能です(注:まだプレビューのものもあります)。
以下はその詳細になります。
Active Directory:一般公開リリースの告知
Windows Azure Active Directoryの一般公開(GA)リリースについて発表することができ、非常にうれしく思います! 今後は本番環境で利用頂けます。
Windows Azureのユーザーは、アプリおよび組織のIDやセキュリティの管理に、Windows Azure Active Directoryを簡単に作成および利用できるようになりました。
中でも素晴らしい点は、これが無償だというところです(ディレクトリの作成、ユーザの紐づけ、アプリの開発が無償でできます)。
Active Directoryの新規作成
すべてのWindows Azureユーザ(Microsoft IDを使用してWindows Azureアカウントを管理する人を含む)は、Windows Azure管理ポータルの左側にある“ACTIVE DIRECTORY”タブをクリックして、その中にある“CREATE YOUR DIRECTORY”リンクをクリックすれば、新しいディレクトリが作成できます。
上記の“CREATE YOUR DIRECTORY”リンクをクリックすると、ディレクトリに使用する一時ドメイン名など、いくつかのディレクトリ設定を行うポップアップが表示されます(その後、例えばmycompanyname.comなどの、独自のドメインをDNSマップできます)。
“OK”ボタンをクリックすると、Windows Azureが、クラウド内に新しいActive Directoryを提供します。
数秒すると、クラウドがホストするディレクトリが配置され、アプリや組織のIDおよびセキュリティのアクセス許可を管理できるようになります。