アドビシステムズは6日(現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスで開催中の「Adobe MAX, The Creativity Conference」において、今後のクリエイティブ関連のソフトウェア開発を、定額制の「Creative Cloud」経由の製品とサービスに集中すると発表した。
今回の決定にともない、永続ライセンス版の「Adobe Creative Suite 6」のサポートと製品提供は継続するものの、その後の「Creative Suite」製品のリリースは行わず、クリエイティブ関連ソフトの提供は、「Creative Cloud」経由でのみ行われることとなる。
なお、6月18日に提供を予定している最新の「Creative Cloud」では、デスクトップアプリケーションと、モバイルデバイス間でのコラボレーションおよびパブリッシング機能によって、クリエイティブプロセスを再構築する、大規模なアップデートを追加している。
また、Mac OS、Windows、Androidのいずれからも、「Creative Cloud」を介してファイルの保存、同期、共有が可能で、世界有数のオンラインクリエイティブコミュニティ「Behance」との統合によって、作品を全世界に公開してフィードバックを集め、作品やユーザー自身をグローバル規模で展開できる。
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