米Mozillaは、Deutsche TelekomとTelefonicaによって、初のFirefox OSデバイスとなる「ALCATEL ONE TOUCH Fire」と「ZTE Open」が近日中にリリースされ、他のパートナー各社もそれぞれの市場での提供開始する予定であると、1日(現地時間)に発表した。
Firefox OSは、通話やメッセージング、メール、カメラなど、スマートフォンに求められる機能をすべて備えており、ほかにもFacebookやTwitterに対応するソーシャル機能や、オフライン対応のスマートウォーキング、ドライブ、公共交通機関の案内が可能な「HERE Maps」、「Firefox」Webブラウザなども搭載している。
ほかにも、適応型アプリ検索機能を備えており、右方向にスワイプして関心のある事柄を入力するだけで、アプリをダウンロードすることなく、ユーザーのニーズに合わせた「ワンタイムユースアプリ」を利用できる。
アプリマーケットとしては「Firefox Marketplace」を用意しており、ワンタイムユースアプリとダウンロード可能なアプリの両方を提供する。
なお、Firefox OSはデスクトップ版およびモバイル版Firefoxのブラウジング環境を拡張したものなので、Firefoxがこれまで提供してきたセキュリティ、プライバシー、カスタマイズ、ユーザーによるコントロール機能をすべて利用できる。
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