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PlusPak for Windows Forms 7.0Jのタッチ対応機能に学ぶ
タッチ対応アプリを作るための優れた方法

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2013/09/30 14:00

 タッチ対応アプリといっても、タッチしやすいようにボタンを大きくしただけでは最低限の対応を行ったにすぎません。それでは、タッチしやすい以上にタッチのときに使いやすいUIは、どのように実装すればよいでしょうか。さまざまなタッチ対応のアプリを調べてみるのも良いと思いますが、タッチ対応機能を実装したコンポーネントがどのようなタッチ対応機能を実装しているかを調べてみるのも調査方法としてはかなり有効だと思います。

目次

 今回取り上げる「PlusPak for Windows Forms」は、業務アプリを作成するのに必要なものを集めたWindowsフォーム用コンポーネントセットです。最新の7.0JではWindows 8対応に合わせてタッチ操作のサポートも充実しています。そこで、PlusPakのタッチ対応機能に注目し、タッチ対応アプリではどのような実装が必要なのかを考えてみたいと思います。

タブのタッチ対応機能

(※サンプルファイルの「CZ1309Tab」に対応)

 ツールボックスからGcTabControlをWindowsフォームにドラッグ&ドロップで配置して、DockプロパティにFillを設定すると、次のようにフォーム全面にタブが配置されます。

図1 画面構成
図1 画面構成

 GcTabControlは、これだけでタッチ対応の機能が有効になります。具体的には、今回のバージョンから次の2通りの操作で、連続してナビゲーションボタンをクリックしたときと同じ操作ができるようになりました。

  • 右上のナビゲーションボタンをタッチ操作でホールドしたとき
  • マウス操作でマウスダウンし続けたとき
図2 ナビゲーションボタン
図2 ナビゲーションボタン

 つまり、この変更により画面外のタブを表示するためのタブ横スクロール操作が連続タップや連続クリックが不要になり、非常に簡単な操作に切り替わっています。

 この他にもナビゲーションボタンの大きさが変更可能になり、タッチしやすいサイズにできたり、タブ順の入れ替えをホールドしたままの移動で行えるようになったりなどタッチを想定しつつ、マウス利用時にも恩恵にあずかれる追加があります。

図3 タブ順の変更
図3 タブ順の変更

カレンダーのタッチ対応機能

(※サンプルファイルの「CZ1309Calendar」に対応)

 ツールボックスからGcCalendarをWindowsフォームにドラッグ&ドロップで配置して、DockプロパティにFillを設定すると次のようにフォーム全面にカレンダーが配置されます。

図4 カレンダーの画面構成
図4 カレンダーの画面構成

 GcCalendarも、タッチ操作のホールドでナビゲーションボタンの操作を連続して行えるようになりました。マウス操作でマウスダウンし続けたときに、同様の操作ができるように変更されている点も同様です。

図5 カレンダーのナビゲーションボタン
図5 カレンダーのナビゲーションボタン

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著者プロフィール

  • 初音玲(ハツネアキラ)

     国内SIerのSEでパッケージ製品開発を主に行っており、最近は、空間認識や音声認識などを応用した製品を手掛けています。  個人的には、仕事の内容をさらに拡張したHoloLensなどのMRを中心に活動しています。  Microsoft MVP for Windows Development...

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