エクセルソフトは、C#でiOS、Android、Mac OSに対応するネイティブアプリケーションの開発を可能にする、モバイルクロスプラットフォーム開発環境「Xamarin」のiOS 7対応版「Xamarin.iOS」を、4日に発売した。1ライセンスの価格は、「Xamarin.iOS Business英語版」が134190円、「Xamarin.iOS Enterprise英語版」が255150円で、どちらも年間サブスクリプションが付属する。
「Xamarin」は、C#でコードを記述し、C#から直接ネイティブプラットフォームのAPIを呼び出せ、ネイティブなユーザーインターフェースとパフォーマンスを備えたアプリケーションをビルドできる。
開発したC#のコードは、プラットフォーム間で共有が可能で、既存のC#のスキル、コードを再利用できるため、すばやく簡単なクロスプラットフォームのモバイルアプリケーション開発を実現する。また、ミッションクリティカルなエンタープライズ向けのアプリケーションから、個人向けのアプリケーションやゲームまで、幅広い開発に対応している。
「Xamarin.iOS」最新版は、iOS 7から新たに提供された、デザインやスタイル、ユーザーインターフェース、View Controller、UIKit Dynamics、Text Kit、マルチタスク処理の拡張などを実装するAPIに対応した。
動作環境は、iOS SDK、Visual Studio(Visual Studio 2012 ExpressとVisual Studio 2010 Expressを除く)。iOS 7向けのビルドには、最新のiOS SDKが必要。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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