IDCフロンティアは、クラウドサービスのラインアップに、新たにスマートフォンなどのモバイルアプリ向けプラットフォームサービスを追加して、提供を開始する。
第1弾には、グループノーツと提携して、同社の持つゲーム業界向けクラウドサービス「GSS Fairy」を活用した、iOS/Androidのネイティブアプリ向け開発・実行・運用機能を備えた「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」の提供を行う。
「ネイティブアプリケーションプラットフォーム for Gaming」は、ゲーム開発者に主眼を置き、グルーブノーツの「GSS」と、IDCフロンティアの「クラウドサービス セルフタイプ」「コンテンツデリバリーネットワーク(CDN)」や、ネイティブアプリに必要なユーザーインターフェースやAPI、運用管理基盤をプラットフォーム化した。
iOSやAndroidだけでなく、各種ゲーム機などにも対応可能で、今後拡大が見込まれるスマートフォンとゲーム専用機、およびモバイルゲーム機とのゲーム相互利用を見据えた、クロスデバイス開発の効率を高められる。そのため、ネイティブアプリ提供の障壁となる独自のインフラ構築と運用知識が不要で、容易な開発や運用工数の大幅な削減を実現している。
このほか、複数種類の端末で共通の認証ができる独自実装が不要な「クロスデバイス認証機能」、複数ゲーム間でユーザー情報を共有可能な「マルチタイトル管理機能」、ユーザーやゲームタイトル単位での利用状況を把握できる「レポート機能」を備えており、ユーザーインターフェース/APIとCDNおよびアプリ実行環境用仮想マシンを用意する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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