エクセルソフトは、Windows、Linux、Mac OS X、Androidに対応し、マルチメディア、データ処理、通信アプリケーション向けに最適化された関数ライブラリ「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ 8.1」(インテルIPP)を、6日に発売した。
「インテルIPP」は、SSEおよびインテルAVX命令セットを使用して高度に最適化され、最適化コンパイラ単体で作成した場合よりも高速に実行可能なアプリケーションを作成できる。
また、インテルが提供する、再配布可能な関数群を利用し、アプリケーションの新機能の開発により多くの時間をかけられる。作成したコードは将来の世代のインテルプロセッサでも最適に実行され、長期にわたって開発、デバッグ、メンテナンスにかかる時間を節約できる。
このほか、デジタルメディア、エンタープライズ、データ、エンベデッド、通信、科学/技術など、さまざまなアプリケーションの作成に使われる基本的なアルゴリズムを網羅した、最適化関数を提供する。
今回発売したバージョン8.1では、すべての関数がインテルXeon Phiコプロセッサに対応するとともに、イメージ処理とコンピュータ・ビジョンの関数を拡張・追加した。
シングル・ユーザー・ライセンスの税別価格は、Windows版、Linux版、Mac OS X版いずれも32000円。
【関連リンク】
・エクセルソフト
・「インテル インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ」
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