エクセルソフトは、iOS/OS Xでのアプリケーション開発に対応したObjective-C向けの統合開発環境(IDE)「AppCode Ver. 3」を23日に発売した(開発はJetBrains社)。年間サブスクリプション付きの商用ライセンス価格は23760円。
「AppCode」は、先進的なコード分析ルーチンと、スマートなエディタを搭載しており、優れたコードコンプリート、強力なリファクタリング、自動インポート、ワンクリックコードナビゲーション、自動コードフォーマットなど、開発効率を最大限に高める機能を備えている。
このほか、統合グラフィカルデバッガ(GDBやLLDB)、デバイスやシミュレータ内のiOSアプリ用ビジュアル単体テストランナーを搭載し、Git/SVN/Mercurial/Perforce/CVSなど、一般的なバージョン管理システムをすべてサポートする。
最新の「AppCode Ver. 3」は、統合UIデザイナーを採用するとともに、基本的なすべてのUIエディタ機能によって、iOS SDKがサポートするiOSコンポーネントパレットを完全に使用できる。また、iOSデバッグ支援ツールRevealの統合や、ターゲット管理とプロジェクトセッティングの改善、ローカルやリモートでのコマンド実行が可能なビルトインターミナルの搭載といった、新機能の追加を行っている。
対応OSはMac OS X 10.8.4以降で、対応開発環境はApple Java 1.6、Xcode 5以降。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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