Googleは12月12日、Google Web Toolkit(GWT)のすべてをオープンソース化したことを発表した。GWTの急速な進化が期待される。
Googleは現地時間の12月12日、Google Web Toolkit(GWT)のすべてをオープンソース化したことを発表した。GWT 1.3 RC1から、Apache 2.0ライセンスのもとで提供される。従来まで多くの部分がオープンソースだったが、一部の重要な部分はバイナリーのみで提供されていた。
GWTは、JavaのWebプログラマーがAJAXアプリケーションを開発するのをサポートする開発フレームワーク。Javaでコーディングしたプログラムを、JavaScriptに変換するGWTコンパイラなどを実装している。
Googleでは、「ユーザの手助けを第一に考えているので、完全オープンソース化は時間の問題だった。今回のオープンソース化により、活発なユーザコミュニティの協力の下、GWTが次なるステップへ急速に進化することになるだろう」としている。
Google Web Toolkit Blog 「GWT 1.3 Release Candidate is 100% Open Source」
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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