クラウド時代に必要とされるネットワーク仮想化と、ネットワーク設計の考え方
仮想ルータVyatta/VyOSで変わるネットワーク設計(1)
本連載では、さくらインターネット研究所の独自調査に基づき、クラウド時代に必要となるネットワーク仮想化とその在り方についてご紹介します。タイトルにVyatta/VyOSとあるように、今回はネットワーク仮想化の根幹を成す仮想ルータ・ソフトウェア実装である「Brocade Vyatta vRouter」およびそのオープンソース版である「VyOS」についてメインに解説を行います。まずは私たちを取り巻くシステム環境とネットワーク仮想化の在り方についてみていきましょう。
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松本 直人(マツモト ナオト)
1996年より特別第二種通信事業者のエンジニアとしてインターネット網整備に従事。その後システム・コンサルタント,ビジネス・コンサルタントを経て2010年より,さくらインターネット株式会社 / さくらインターネット 研究所 上級研究員。(2016年より一時退任)研究テーマはネットワーク仮想化など。3~5年先に必要とされる技術研究に取り組み、世の中に情報共有することを活動基本としている。著書: 『モノのインターネットのコトハジメ』,『角川インターネット講座 ~ビッグデータを開拓せよ~』など多数。情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 幹事
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