Dockerは、VMwareとのパートナーシップの締結を、8月25日(現地時間)に発表した。この協業によって、「Docker」プラットフォームのアプリケーションライフサイクルスピードと相互運用性を、高度なセキュリティや信頼性、管理機能を誇る「VMware」のインフラ上で利用できるようになる。
Dockerは、最初の12か月で「Docker」エンジンの1300000ダウンロード、「Docker Hub」での対応アプリケーション数30000、GitHubでの14000スター、570件の寄付を達成している。
2年目以降も拡大を続けており、「Docker」は金融、ライフサイエンス、メディア、政府機関などさまざまな分野で使用され、「Docker Hub」における対応アプリも増え続けている。また、パイプライン処理を利用したアクセラレーションの高い柔軟性から、ノートPCからデータセンターにおける仮想マシン、物理サーバ、プライベート/パブリッククラウドまで、環境を選ばず利用されている。
今回のパートナーシップの締結によって、「Docker」エンジンを「VMware」シリーズ上で動作できるようにするとともに、開発者コミュニティへのコントリビュートや、「Docker」と「VMware」向け管理ツールの相互運用性を高めていく。ほかにも、販売やマーケティングなど、多岐に渡る分野で協業する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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