米Microsoftは、新たにVisual Studio 2013をサポートした「.NET Micro Framework SDK 4.3.1(SDK R2 Beta)」を、9月24日(現地時間)にCodeplexにてリリースした。
.NET Micro Frameworkは、小型デバイスへの組み込み用途に対応した.NET Framework。オープンソースプロジェクトで開発され、Apache 2ライセンスで配布されている。プロジェクトにはMicrosoft Open Technologiesをはじめとした、複数のメーカーで構成するコミュニティのエンジニアが参加。ハードウェアメーカーは、.NET Micro Frameworkのコードをライセンス料金を支払うことなく、無料で利用できる。
.NET Micro Framework SDKへのVisual Studio 2013の統合にあたっては、Visual Studioから.NET Framework SDKを分離したため、さまざまなバージョンのVisual Studioに対応できるようになっている。なお、Visual Studio 2013をサポートした.NET Micro Framework SDKは「Visual Studio VSIX」パッケージにて提供する。
.NET Micro Framework開発チームのブログや、Codeplexのディスカッションフォーラムでは、今回リリースした「.NET Micro Framework SDK 4.3.1(SDK R2 Beta)」への意見や要望を受け付けている。また、.NET Micro Framework開発チームは、次バージョンのVisual Studioのサポートに向けた作業を進めており、その作業もほぼ完了しているという。
【関連リンク】
・.NET Micro Framework(英語)
・日本マイクロソフト
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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