米Adobe Systemsは、同社が中心となって開発を行っている、オープンソースのWebコーディング用テキストエディタ「Brackets 1.0」を、11月4日(現地時間)にリリースした。あわせて、PSD形式のファイルから情報を抽出し、CSSコードを作成できる拡張機能「Extract for Brackets」のプレビュー版も提供する。
「Brackets 1.0」は、新機能としてマルチカーソルや分割ビュー、ショートカットキー割り当てのカスタマイズ機能を備えている。このほか、Quick Editでは編集する必要のないCSSファイルを隠す機能を搭載しており、JavaScriptヒントの表示機能は新たに大文字/小文字の区別に対応した。
「Extract for Brackets」は「Brackets 1.0」から利用可能な拡張機能で、PSD形式のファイルからカラー、フォント、グラデーションなどの情報を取り出し、CSSコードやHTMLファイルを生成できる。
次回のリリースは3~4週間後で、将来的にはSVG編集への対応なども予定している。
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・Brackets(英語)
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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