C1PrintPreviewコントロールの概要
ComponentOne Studioには、C1PrintPreviewコントロールを含む、6つの視覚的なドキュメント表示コンポーネントが組み込まれており、Windowsアプリケーションからドキュメントをプレビュー、印刷、およびエクスポートする機能を備えています。
- C1PrintPreviewControl
- C1PreviewPane
- C1PreviewThumbnailView
- C1PreviewOutlineView
- C1PreviewTextSearchPanel
- C1PrintPreviewDialog
その中の1つ、C1PrintPreviewコントロールは統合された印刷プレビューコントロールです。
プレビューペイン、操作に関連する標準プレビューを備えるツールバー、サムネイルとアウトラインページを含むナビゲーションパネル、および拡張/縮小が可能なテキスト検索パネルが含まれています。
印刷プレビューに必要な機能はすべて組み込まれており、プレビューしたいドキュメントを設定するだけで、アプリケーションに印刷プレビュー機能を組み込むことができます。
C1SSRSDocumentSourceコントロールの概要
C1SSRSDocumentSourceコントロールは、ページ区切り付きSSRSレポートを生成し、C1PrintPreviewコントロールにロードして、Adobe PDF、Microsoft Word、Excelなどのさまざまな形式で表示およびエクスポートできます。
コントロールは以下のメソッドとプロパティを持っています。メソッドでは、同期と非同期の2つのバージョンがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
Open、OpenAsync | レポートを開きます。レポートの生成中を除き、このメソッドは、いつでも呼び出すことができます。 |
Generate、GenerateAsync | レポートを生成します。このメソッドを呼び出すことができるのは、StateがOpened、Generated、またはGeneratedWithErrorsのいずれかの場合です。 |
ApplyParameterValues、ApplyParameterValuesAsync | Parametersで指定されているパラメータ値を現在の値として適用します。 |
CheckParameterValues、CheckParameterValuesAsync | 現在のパラメータ値を検証し、値が有効な場合は、有効な値のリストを更新します。 |
GetPage、GetPageAsync | 指定されたインデックスを持つページを取得します。 |
Export、ExportAsync | サポートされる外部形式の一つ(PDF など)にレポートをエクスポートします。 |
Clear | 生成されたレポートをクリアします。 |
プロパティ | 説明 |
---|---|
DocumentLocation | SSRSレポートの場所を取得または設定します。これには、サーバーのアドレス(http://ssrs.abc.com/ReportServer など)とレポートのパス(/Adventure Works/Salesなど)が含まれます。 |
State | ドキュメントソースの現在の状態を表す値を取得します。状態が変わるのは、ドキュメントソースを開くとき、レポートが何かを生成するときなどです。取り得る状態のリストについては、「C1DocumentSourceState 列挙」を参照してください。 |
PageCount | すでに生成されているページ数を取得します。 |
HasParameters | 何らかのパラメータが指定されているかどうかを示す値を取得します。 |
Parameters | コンテンツの生成に使用されるパラメータのコレクションを取得します。このコレクションは、Open()メソッドで初期化されます。実際にレポートのパラメータとして使用するには、このコレクションで指定されている値に対して、ApplyParameterValues() メソッドを呼び出す必要があります。 |
PageLayout | ページ区切り付きドキュメントを生成する際に使用するページレイアウトを指定するPageLayoutオブジェクトを取得または設定します。SSRSレポートでは、PageHeader、PageFooter、Watermarkの各PageLayoutプロパティは無視されます。 |
ConnectionOptions | SSRSに接続するときに使用されるオプションを含むConnectionOptionsオブジェクトを取得します。 |
Credential | SSRS接続で使用される資格情報を定義するNetworkCredentialオブジェクトを取得または設定します。これは、ConnectionOptions.Credentialのショートカットです。 |
Dirty | 現在のコンテンツがダーティで、DocumentLocation、Paginatedなどの現在の値に対応しないかどうかを示す値を取得します。 |
AsyncMethodsUseAwaitPattern | 現在のドキュメントソースの非同期メソッドを呼び出す際に、呼び出し元コードがasync/awaitパターンを使用することを前提とするかどうかを示す値を取得または設定します。このプロパティがtrueの場合、*Completedイベント(OpenCompleted、GenerateCompleted など)は発生しません。 |
IsCurrentActionCancellable | 現在のアクションをキャンセルできるかどうかを示す値を取得します。 |