Torkel Ödegaard氏は、オープンソースの情報表示ダッシュボード＆グラフ作成ツール「Grafana 2.0」の安定版を、4月20日（現地時間）にリリースした。
「Grafana」は、サーバにおけるさまざまな情報をグラフ化して可視化が可能なツールで、サーバのパフォーマンス評価やシステム監視などの用途に適している。
最新版の「Grafana 2.0」では、独自のバックエンドサーバを用意しており、「Grafana」をより簡単にセットアップできるようにした。バックエンドサーバはオープンソースで、Go言語で書かれており、HTTP APIを完全にサポートしている。
すべてのダッシュボードとデータソースは、Organizationとリンクされ、ユーザーは「Viewer」「Editor」「Admin」の役割ごとにOrganizationとリンクされる。
ダッシュボードのスナップショットは、簡単に作成可能で、作成したスナップショットにURLを割り当てて、「Grafana」インスタンスに参加していないユーザーとも共有できる。
このほか、レンジを設定した相対時間およびタイムシフト表示や、パネルへのiframeの組み込み、ダッシュボードのヘッダ部分やサイドメニューのデザイン変更など、さまざまな変更や機能追加が行われている。
【関連リンク】
・Grafana（英語）
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