グレープシティは、セールスフォース・ドットコムとのISVFORCEパートナー契約に基づき、VisualforceおよびLightning上のフレームワークでバーコード生成機能を実装できる「GrapeCity Barcode for Salesforce」を、3月16日に「AppExchange」で発売した。1ユーザーあたりの月額利用料は900円。
「GrapeCity Barcode for Salesforce」は、取引先や商品、リードなどSalesforceで管理しているさまざまなデータをバーコード化して、VisualforceおよびLightning上に生成可能なコンポーネント。バーコードの高さや横幅、値などの要素を指定するだけで、PNGまたはSVG形式のシンボルを作成できる。また、Salesforce1(セールスフォース・ドットコムが提供するモバイルアプリ)への、バーコード読み取り機能の実装を実現する。
日本国内の物流や商品の共通シンボルをはじめ、GS1の標準バーコードシンボル「GS1データバー」3系統7種すべてをサポートしており、QRコードやDataMatrixといった2次元バーコードの生成にも対応している。
Salesforce1へのバーコード読み取り機能の実装では、デバイスのカメラで撮影したバーコードの値を認識し、Salesforceプラットフォームへのデータ送信が可能で、QRコードやJANコードなど、7種類のバーコードを読み取れる。
なお「GrapeCity Barcode for Salesforce」は、大手航空会社や物流企業などの大規模システムでの採用実績がある、Java向けバーコード「JBarCode」および.NET Framework向けの「PlusPak」をベースに開発された。
このほか、Salesforce向けコンポーネントの第2弾として、Excelライクな表現力を備えたスプレッドシートを、2016年中に提供することを予定している。
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