米Microsoftと米Facebookは、サンフランシスコにて開催されたFacebookの開発者イベント「F8」において、Facebookが開発・提供しているオープンソースのアプリ開発フレームワーク「React Native」が、新たにユニバーサルWindowsプラットフォーム(UWP)をサポートすると、4月13日(現地時間)に発表した。
今回のUWPのサポートによって、「React Native」でWindows 10搭載PCやモバイルデバイスをはじめ、Xbox OneやHoloLens向けのネイティブアプリ開発が可能になる。また、Microsoftは「React Native」を利用する開発者向けに、バージョン管理サービス「CodePush」をはじめとする、各種オープンソースツールやサービスの提供を行う。
「React Native」におけるUWPのサポートでは、ビューマネジャーとネイティブモジュールがC#で実装され、ビューマネジャーはXAMLエレメントのインスタンス作成や処理に対応する。JavaScriptランタイムにChakraを使用すれば、追加バイナリなしでアプリをパッケージ化できる。
なお、Windows 10向けの「F8」スケジュールアプリは「React Native」で作られており、同アプリの実装など詳細は、ダブリンで5月6日(現地時間)に開催される開発者イベント「Decoded Conference」で紹介する。
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・日本マイクロソフト
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・「React Native」(英語)
・「F8」(英語)
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