SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

IBM Bluemix User Group(BMXUG)リレー寄稿

IBM Cloud Tools for Swiftをつかって、KituraでWebAPIを作ろう

IBM Bluemix User Group(BMXUG)リレー寄稿 第1回

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

IBM Cloud Tools for Swiftのインストール

 IBM Cloud Tools for Swiftは、サーバーサイドSwiftアプリを管理するMacアプリケーションです。Bluemixと連携し、コードのデプロイやサーバー管理を行えるアプリケーションです。では早速インストールをしていきましょう。

 公式サイトへアクセスします。

 「Download macOS App」をクリックしてします。

 「ICT_Beta_x.x.x.x.dmg」というファイルがダウンロードされるので、このdmgファイルをダブルクリック展開してApplicationsフォルダにコピーします。これでインストール終了です。

 アプリを立ち上げたら、右上の「Sign In」ボタンをクリックして、Bluemixのアカウントを入力します。

 ログインしたら、右上にある「+」ボタンをクリックします。すると「Create New Project」ページにいきます。こちらで新しくアプリプロジェクトを作成することができます。

 IBM Cloud Tools for Swiftでは、新規プロジェクトを作成する場合、3つの雛形から作成することができます。iOSアプリと連携した写真共有アプリ「BluePic Project」、今回使用するSwiftサーバーサイドフレームワーク「Kitura Project」、空のプロジェクト「Empty Project」の3つです。

 今回はKitura Projectの雛形からプロジェクトを作成していきたいと思います。

Kituraプロジェクトを作成してみよう

 IBM Cloud Tools for Swiftを使ってKituraプロジェクトを作成してみましょう。「Create New Project」で「Create Kitura Project」を選択します。

 プロジェクト名を決めるフィールドが表示されるので好きな名前を入力します。今回は「first-kitura-project」にしました。

 続いて、Swiftランタイムの名前(Cloud Runtime Name)を決定します。同じく「first-kitura-project」としました。この名前によって、クラウドにデプロイされる時のURL(Cloud Runtime URL)が決定されます。

 また、Bluemixのスペースを選択します。「Next」をクリックすれば完了です。

 最後に、ローカルのファイルを保存する場所の指定する必要があります。任意のフォルダを指定しましょう。

 自動的にKituraプロジェクトの雛形がローカルにダウンロードされ、Swiftランタイムがクラウド上に作成されます。ランタイムの作成にはしばらく時間がかかるので、待ちましょう。

 下記の画面になったら準備完了です。

今「旬」のテクノロジーや革新的なサービスを一挙紹介!

 オープンイノベーションを支える国内外の最新事例を始め、最先端の技術を活用しサービスを展開している企業やコミュニティの皆さまより、全32セッション(クラウド・ロボティックス・IoT・DevOps・ビックデーターなど)が予定されています。

 インフラエンジニアも、開発エンジニアも、営業の方も、そうでない方も、クラウドを活用した、最新のサービスやテクノロジーに興味のある方ならどなたでも参加していただけます。イベント開催の二日間、今「旬」のテクノロジーやビジネスをお楽しみください。

次のページ
IBM Cloud Tools for Swiftの使い方

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
IBM Bluemix User Group(BMXUG)リレー寄稿連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

佐藤 剛士(Bluemix User Group)(サトウ タケシ)

「Personal Factory」という屋号でフリーランスとして働く。iOSのエンジニア。アプリ設計、UIデザイン、開発を通して、よりよいアプリの作成を目指す。2011年から2014年独立系のSIerにて保守運用業務。その後有限会社カイカイにてプロダクト企画、iOSアプリの開発、Web開発に携わる。渋谷で毎週iOSエンジニアのための朝活Swiftプログラミング勉強会を2015年から運営。技術ブログPersonal Factoryを運営。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/9622 2016/09/07 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング