米GitHubは、ユーザーにとっての、よりよいコミュニティ構築を目指した取り組みの一環として、コミュニティガイドラインを10月19日(現地時間)に公開した。
今回、公開されたコミュニティガイドラインは、
- 強力なコミュニティを作るためには
- 不快な思いをしたときに為すべきこと
- コミュニティにおける禁則事項
- 規則違反が発生した場合の処置
の4項目で構成される。
「強力なコミュニティを作るためには」では、寛容な姿勢で、悪意を持たず、いつも明快かつ簡潔な言葉で交流を図ることを説いている。
「不快な思いをしたときに為すべきこと」では、プロジェクトのメンテナによる会話の終了や、特定のユーザーのブロックを許可する。
「コミュニティにおける禁則事項」では、コミュニティにおける暴力やヘイトスピーチ、いじめ、いやがらせ、なりすまし、プライバシーの侵害、性的なコンテンツ、マルウェアの禁止について記載している。
「規則違反が発生した場合の処置」では、ユーザーが同ガイドラインに違反した場合には、GitHubがコンテンツの削除やブロック、該当するユーザーアカウントの停止や削除を行うと規定する。
なお、今回公開されたコミュニティガイドラインは、あくまでも暫定的なものであり、GitHubでは2016年11月20日(現地時間)まで、ユーザーからの意見や質問を受け付けている。
【関連リンク】
・GitHub(英語)
・GitHub Community Guidelines(英語)
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