米Google Cloudは10月16日(現地時間)、AIによるコードレビュー支援ツール「Gemini Code Assist on GitHub」のエンタープライズ向けプレビュー版を発表した。
DORAの「State of AI-Assisted Developmentレポート」によると、ソフトウェア開発プロセスにおける変更のリードタイムが1日を超える組織は計60.2%で、その大きな要因が手動コードレビューの工程にあると指摘されている。
今回公開されたエンタープライズ向けのGemini Code Assist on GitHubは、このボトルネックの解消を目的に、AIによる自動コードレビュー機能を、コード管理オプションである「GitHub Enterprise Cloud」「GitHub Enterprise Server」などで提供するものだ。
同ツールで、プラットフォーム管理者は、コードスタイルガイドやルールをAIのチェック項目として中央管理できる。また、個々のチームごとにリポジトリレベルでカスタマイズすることも可能だ。
AIが自動的に構文やスタイル、コード品質に関するフィードバックを行うことで、人間はアーキテクチャやロジックなどに効果の高いレビューに集中することができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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