PHPフレームワーク「Symfony 8.0」が、11月27日にリリースされた。これはLTSのないメジャーリリースであり、通常サポートは2026年7月まで提供される。
Symfony 8.0はPHPロードマップと密接に連携し、PHP 8.3と8.4の機能を活用している点が特徴。特に、PHP 8.4の新しいプロパティフックによってプロパティの読み書き時にロジックを自動的に実行できるようになっている。
また、型付きプロパティと属性が強化され、例えば「メールアドレスは空欄にしてはいけない」といったルールは、YAMLファイルではなく属性を使ってコード内に直接保存できるようになる。さらに、新しいジェネレータコマンドとデバッグツールにより開発者体験が向上した。
Symfony 8.0は最新機能と改善された開発者エクスペリエンスを提供しているが、LTSリリースではない点に注意が必要だ。Symfony 8.0と同時に安定版のLTSバージョンの「Symfony 7.4」もリリースされている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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