HashiCorpは5月12日(現地時間)、「Terraform Enterprise 2.0」のリリースを発表した。
同バージョンでは、複数環境や階層にまたがるインフラを一つの単位として管理できる「Stacks」機能を導入し、デプロイの一貫性向上と運用負荷の低減を図っている。また、プロジェクトレベルの通知機能により、全ワークスペースへのアラート設定を自動適用し、監視基盤の標準化と通知漏れリスクを低減した。
ID・アクセス管理面ではSCIM 2.0に対応し、OktaやAzure Entra IDと連携したユーザー管理の自動化を実現。ポリシーの権限委譲やAPIトークンの有効期限強制も新たに加わり、セキュリティと管理効率がさらに強化された。
運用面では、内蔵のヘルスチェックや診断機能、アップグレード前の検証機能などによって、トラブル時の迅速な対応と信頼性向上を支える。また、組織間でのワークスペース移行機能も提供し、基盤の大規模な再編にも柔軟に対応できる。
サポート体制も刷新され、IBMのサイクルポリシー準拠の長期サポートを採用。Terraform Enterprise 2.0は、増大するシステム構成の運用自動化やガバナンス強化に対応し、より高い一貫性と効率を提供する基盤となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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