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実録! エンジニアが技術支援の副業を始めてみてわかったこと

どうやって仕事を見つけるか

 私の場合は、主に2つのルートから仕事を見つけています。

 1つ目は、私の個人ブログからの問い合わせです。ブログは2012年から続けていて、普段の仕事で疑問に思ったことや下調べしたことを書いています。最近は、ほぼ毎週のペースで更新しています。

 ブログを読んだ方から「この××の技術についてサポートしてもらえませんか?」といった具体的な問い合わせをいただくことがあります。問い合わせしてくる段階で技術課題がはっきりしていることが多いので、私の方からもスムーズに回答することができます。

 このブログはずっと趣味で書いていますが、こんな形で副業の役に立つとは思ってもみませんでした。まさに趣味が実益を兼ねた例といえるでしょう。

 2つ目は、自分のスキルを生かせそうなスタートアップ企業を探して、こちらからアプローチする方法です。

 私はAWSのスキルを強みにしています。多くのスタートアップ企業がAWSを採用していますが、AWSの専門スキルを持ったエンジニアを雇う余裕がない、または雇いたくても見つからないところは数多く存在します。そういった企業に対して、AWSの導入支援やアーキテクチャのコンサルティングを提案して仕事をいただいています。

 スタートアップ企業を探すときは、自分で使ったことがあるサービスを元に探すようにしています。愛着を持って使っているサービスだとモチベーションも湧きますし、より良くするために自分のスキルが生かせるのはエンジニアにとってとてもうれしいことです。

時間の作り方

 副業を始めてから、時間について特に意識するようになりました。今は本業に加えて育児もあるので、副業に割けるのは平均すると週3~4時間ほどで、本業や育児がおろそかにならないように注意しています。

 作業するのは平日の早朝と、土日にまとまった時間を作って集中してやっています。帰宅してからは子どもや家族との時間を作りたいので、極力作業しないようにしています。

 平日は技術検証や下調べに充てて、土日に集中して手を動かすようにしています。特に平日の朝は貴重な時間なので、前日の寝る前に翌日やるべきことを決めています。

 また契約するときは、リモートワークや非同期のコミュニケーションが前提になる旨を理解しておいてもらうと、本業と両立させやすいです。例えば、普段のやり取りはSlackやメール、ミーティングはGoogle ハングアウトやappear.inを活用しています。こういったツールを活用することで、無駄な移動時間を減らし、場所にとらわれない働き方を実現しています。

 副業はともすれば時間の切り売りになってしまうので、意識的に少し背伸びしないと達成できないことにもチャレンジするようにしています。そのため、日ごろの技術検証や下調べは欠かせません。

睡眠時間は削らない

 副業の時間を捻出しなければならないので、手っ取り早く時間を作るなら睡眠時間を削ればよさそうです。ですが、それは絶対に避けるようにしています。

 実際には副業を始めてから睡眠時間を増やしています。私の睡眠時間はもともと6時間くらいでしたが、最近は6時間半~7時間の睡眠を取るようにしています。個人差はあると思いますが、私の場合は睡眠不足だと明らかにパフォーマンスが落ちます。

 睡眠時間を削って本業に影響が出れば本末転倒になってしまいますし、副業をやっているからこそ本業でより一層の成果を出したいと思っています。

 そのためにも、睡眠時間を削るのはおすすめしません。睡眠時間を削って捻出した時間は、自分が思っているほど価値がありません。まずはぐっすり眠ることが何よりも大切です。睡眠不足の頭で頑張っても大した成果は出ませんし、それはプロとして失格だと思うのです。

おわりに

 私の副業体験をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

 私のように会社員が個人事業主として副業を始めても、これといったデメリットは見当たりません。これまでご紹介したとおり、会社員では得られなかったさまざまなメリットがあります。

 この記事を読んで、副業で新しいことにチャレンジしてみたいという方が一人でも増えればうれしい限りです。

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この記事の著者

坂井 学(freee株式会社)(サカイ マナブ)

 1986年生まれ、freeeで働くSREエンジニア。Scala、Rubyでのアプリ開発やAWSの設計・構築を得意とする。わずか3カ月でAWS認定試験を制覇し、日本で40人目の5冠達成者。 2017年より本業の傍ら個人事業主として開業し、主にスタートアップへの技術支援を行う。モットーは「はったりエンジニア」。 Twitter:@manabusakai Blog:はったりエンジニアの備忘録

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/10230 2017/07/28 14:00

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