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【随時更新・まとめ読み】開発者のための「AWS re:Invent 2024」関連記事

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 米AWSは、AWSサービスに関わる技術的なセミナーやハンズオンなどを提供するグローバルカンファレンス「AWS re:Invent 2024」を現地時間の2024年12月2日~12月6日にラスベガスにて開催しました。本稿ではその中から開発者向けの情報をまとめてご紹介します(最終更新:2025年1月31日 18:00)。

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目次

データベース関連のアップデート

 12月3日(現地時間)に、アクティブ/アクティブクラスタリングによる高い可用性を備えた、新たなサーバレス分散SQLデータベース「Amazon Aurora DSQL」のプレビュー版が発表されました。

 ハンズオンでの使用感も含めた詳しい解説記事もございますので、ぜひご覧ください。

 12月1日(現地時間)に限定プレビュー公開された新サービス「Oracle Database@AWS」では、AWSデータセンタ内のOracle Cloud Infrastructure(OCI)管理下のExadataインフラストラクチャ上のOracle Database Servicesにアクセスできます。

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オブザーバビリティ関連のアップデート

 12月3日(現地時間)に、Kubernetesクラスタにおけるコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの効率的な管理を可能にする「Amazon EKS Auto Mode」が一般提供されました。

 12月1日(現地時間)に、詳細なパフォーマンスメトリクスとログを提供することで、コンテナの問題をより迅速に検出・修正できるようにする「Amazon CloudWatch Container Insights」がAmazon ECSで実行されているコンテナワークロードの監視に利用可能になったことが発表されました。

 12月1日(現地時間)に、Amazon CloudWatchとAmazon OpenSearch Serviceとの新たな統合分析エクスペリエンスと、ゼロETL統合が発表されました。これにより、ログデータの分析とビジュアライゼーションがデータの重複なしで簡素化され、ログ管理が合理化されるとともに、技術的なオーバーヘッドと運用コストが削減されます。

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Amazon Q関連のアップデート

 12月3日に、Amazon Q Developerにてコードレビューが可能になりました。本記事では、「コードレビュー機能」「ユニットテストの自動生成機能」「ソースコードベースのドキュメントの生成機能」「運用のトラブルシュート機能の実装」のアップデートについて紹介します。

 12月3日に、「GitLab Duo」と「Amazon Q」を統合した「GitLab Duo with Amazon Q」が発表されました。 

 12月2日(現地時間)    に、「New Relic」プラット フォーム内の生成AIアシスタント「New Relic AI」を「Amazon Q Developer」に接続することが発表されました。 

 12月1日(現地時間)    に、新たに一般的なWebブラウザや生産性向上ツール内で、アシスタントへシームレスにアクセスできる機能を追加したことが発表されました。

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Amazon Bedrock関連のアップデート

 12月3日(現地時間)に新世代の基盤モデル「Amazon Nova」が発表されました。非常に低レイテンシなテキストのみのモデル「Amazon Nova Micro」、画像・動画・テキスト入力を超高速で処理できる、非常に低コストなマルチモーダルモデル「Amazon Nova Lite」、幅広いタスクに対応する精度・速度・コストの最適な組み合わせを備えた高性能なマルチモーダルモデル「Amazon Nova Pro」、複雑な推論タスクに対応し、カスタムモデルを抽出するための適切な教師として使用可能な「Amazon Nova Premier」(2025年第1四半期に利用可能)、最先端の画像生成モデル「Amazon Nova Canvas」、最先端の動画生成モデル「Amazon Nova Reel」が利用できます。

 12月1日(現地時間)に、構築したいアプリを記述するだけで、コードを記述することなく誰でも生成AIアプリケーションを作成できる「Amazon Bedrock」プレイグラウンドである、「PartyRock」の新機能が発表されました。2025年以降はすべてのユーザーがクレジットカードなしで、毎日無料で使用できます。

 12月4日(現地時間)に、Amazon Bedrockにおいて生成AIアプリケーションのコストとレイテンシ削減に役立つ、インテリジェントプロンプトルーティングと、プロンプトキャッシュのサポート(どちらもプレビュー)が発表されました。

 12月4日(現地時間)に、Amazon Bedrockを通じて100を超えるさまざまな基盤モデル(FM)にアクセスできる「Amazon Bedrock Marketplace」が発表されました。

 12月1日(現地時間)に、Amazon Bedrockにおいて新たにRerank APIの提供開始が発表されました。これにより、開発者は再ランク付けモデルを使用して応答の関連性と精度を改善し、RAGベースのアプリケーションにおけるパフォーマンス向上が可能です。

 12月1日(現地時間)にRetrieveAndGenerateStream APIのサポートが発表されました。これにより、Amazon Bedrockのナレッジベースが、完全な応答を待つことなく大規模言語モデル(LLM)が生成するストリーミング応答を受け取れるようになります。

 12月1日(現地時間)にAmazon Bedrockのテスト効率化と生成AIアプリケーションの改善に役立つ、新たな評価機能として、ナレッジベースにおけるRAG評価とモデル評価におけるLLM-as-a-judge(どちらもプレビュー)が発表されました。これにより、AI搭載アプリケーションを高速かつ自動で評価できるようになり、品質改善が進みます。

 12月4日(現地時間)に「Amazon Bedrockのガードレール」の画像サポートにおける、マルチモーダル毒性検出のプレビュー提供が発表されました。これにより、テキストに加えて望ましくない画像コンテンツを検出・除外できるようになります。

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これまでのAWSのアップデートが気になる方へ

 CodeZineでは、なかなか時間がとれず情報を追えていない方や、AWSを利用したいと考えている方向けに、AWSの機能アップデートを解説する連載を掲載しています。NTTデータのITスペシャリスト達が「これだけは押さえておくべき」と厳選した内容を定期的に紹介しております。過去のre:Inventで発表された機能も含め、これまでのアップデートが気になる方は、ぜひご覧いただければと思います。

 「これだけは押さえておきたい! AWSサービス最新アップデート」連載一覧

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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