米Twilioは、ソフトウェア開発者だけでなく、ノンプログラマでも直感的に操作でき、電話やボット、SMS、ビデオなどのコミュニケーションワークフローを簡単に構築可能な「Twilio Studio」を、9月19日(現地時間)に発表した。現在はプレビュー期間で、希望者はTwilioの公式サイトより申し込んで利用できる。
「Twilio Studio」には、ドラッグ&ドロップによる直感的な操作のビジュアルエディタと、さまざまなコミュニケーションチャネルや機能を組み合わせたワークフローを構築するためのライブラリを備えている。ドラッグ&ドロップだけで、あらゆる状況に対応可能で、最適な形でグローバルで利用できるワークフローの構築を実現する。
コミュニケーションフローの内容やロジックを変更する場合でも、従来のようにプログラムコードの修正は不要で、直感的な操作だけで変更可能なので、プログラマでない人でもTwilioのアプリケーションを更新できる。また、プログラムコードなしでの新たなコミュニケーションフローの追加も可能となっている。
「Twilio Studio」によって構築したワークフローは、従来のTwilioのサービスと同様に、Twilioの基盤となるTwilio Runtime上においてクラウド環境で動作するため、スケールの心配や手間のかかるインフラ構築から解放され、顧客環境の構築だけに集中できる。
なお、9月25日16時~18時にAP 渋谷道玄坂渋東シネタワー ABルームで開催される「SIGNAL London 2017 最新情報」セミナーでは、「Twilio Studio」をデモンストレーションを交えていち早く紹介する。参加費は無料で定員は60名。
【関連リンク】
・「Twilio Studio」(英語)
・「SIGNAL London 2017 最新情報」
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