現役女子大生のサークル事情
ゆうこ 祐花さんの所属しているサークルTSGというのはなんの略でしょうか? そしてどんなことをしているのですか?
祐花 TSGは、Theoretical Science Groupの略で、40年前は物理とか数学とか理論を重点にやっていたらしいですが、今はプログラミングサークルです。そこでは週5でゼミを開催しています。コンピュータセキュリティや機械学習とか、Webや競技プログラミングを題材にしたゼミを開催しているので、授業が終わった人が行きたい人が行く感じです。
かまぷ 競技プログラミングって、たとえばCTF(Capture The Flag:コンピュータセキュリティ技術の競技のこと)かな。そういうので興味を持ってセキュリティキャンプへ行くようになったんですか?
祐花 そうですね。(厳密には違いがありますが)サークルでセキュリティをやっている人がいて、その人たちに教えてもらってセキュリティキャンプに行くようになり、CODE BLUEへも参加するようになりました。
かまぷ つながった。
ゆうこ 幅広いですね。仕事でプログラミングをしているエンジニアさんが普段やっているような勉強会が、それぞれある内容ですよね。びっくりしました。1個1個でコミュニティができそう。その中で何が一番楽しいと感じましたか?
祐花 やっぱりセキュリティが一番楽しかったです。
ゆうこ なぜですか?
祐花 CTFって楽しいじゃないですか。自分で手を動かして問題を解決したり、攻撃手法も見ててクールだなって思います。針の穴に糸を通すというか。限られた環境の中でハッキングしなきゃいけないから、すごく頭を使うし。脆弱性のニュースとか見てると、こんなこと思いつくなんて天才なんじゃないかって驚いたり。すごいかっこいいなって思います。
ゆうこ 推理小説みたいな感覚なんですかね? かまたさんも共感します?
かまぷ うん。共感するからCODE BLUE手伝いたいんです。CODE BLUEって世界トップクラスのセキュリティエンジニアが来るのですが、この人たちの話す内容ってぶっ飛んでるんですよ。ほんといろんな人がいて。どんどん新しいニュース出てくるし、メーカー側も完璧なものを作ろうとしてますよね。でも人間が作るものだから完璧はありえなくて、ハッカーはあらゆる手を使って穴を探しに行く。見ていて面白いなって思いますね。
ゆうこ なるほどですね、ちょっと次の質問にいきたいと思うのですが。今のプログラミングやっている若い人や大学生はどんなことに興味を持っていますか?
祐花 流行りの機械学習やディープラーニングですとか、FPGA、あとVRとか量子コンピュータとかの新しいものですかね。私の周りの人たちは理論系が多いので、もっとマニアックな分野に興味があるんですけど、この世代の全体的には新しい分野に興味があるんじゃないかなって気はします。
ゆうこ 大学生でも数学を勉強していた人の方が機械学習では圧倒的に有利ですよね。注目しているというのは良いことですね。VRもリッチになっているし。大学生には起業したいという人はいますか?
祐花 います。アントレプレナー道場という授業や、起業サークルがありますよ。
ゆうこ なるほど、楽しみですね。
