米Microsoftは、「Visual Studio Team Services」に新しいナビゲーションを追加しており、今後数週間以内に「Visual Studio Team Services」アカウントに表示される「New Navigation Preview」メッセージより、新ナビゲーションを試すことができる。
新たなナビゲーション画面には、同社の製品全般に採用されている「Fluent Design」が採用されており、プロジェクトナビゲーションを画面左に移動して、プロジェクトとグローバルスペースを明確に分離した。また、新たなセクションアイコンとカラーアクセント付きのサービスアイコンを追加し、操作性を向上している(下図)。
すべてのページには、グローバルコントロールへただちにアクセス可能で、ロケーションコンテキストを示すグローバルヘッダが表示されるようになっており、ヘッダにはアカウント・プロジェクト・サービス・ハブでページの論理階層を示す「ブレッドクラム」や、検索、マーケットプレイス、ユーザープロファイルへのアクセスなどを用意する。
なお、ナビゲーションにおいてプロジェクトとチームピッカーが一緒になっていたことがユーザーに混乱を引き起こしていたことから、両者を分けて配置するとともに、チームコンテキストを各ページのコンテンツ領域に移動し、上部ナビゲーションから削除した。また、左側のナビゲーションメニューは折りたたみが可能になっており、より広い画面スペースが必要な際に役立つ。
このほか、プロジェクトの新規作成ボタンはプロジェクト名の横に、「My Work」は各ページの右上に移動され、ホームページではアカウント内の他のプロジェクトへの迅速な移動や、プロジェクトの検索、複数アカウントの切り替えに対応している。さらに、設定画面は関連のあるサービスがグループ化されたほか、各プロジェクトごとにサービスのオン/オフを切り替えられるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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