米Autifyは、シードラウンドとしてグローバル・ブレイン、米Salesforce Ventures、Archetype Ventures、その他個人投資家複数名を引受先とする、総額250万米ドル(約2.6億円)の資金調達を実施したことを、10月2日に発表した。
同社は、アメリカのトップアクセラレーターの1つであるAlchemist Acceleratorを、2月に日本人チームとしてははじめて卒業したスタートアップで、AIを用いたソフトウェアのテスト自動化プラットフォーム「Autify(オーティファイ)」のクローズドベータ版を3月に公開以来、一切のマーケティング活動なしで150社以上の企業からデモリクエストを受けている。
すでに「Autify」はスタートアップや上場企業など数10社で導入されており、さらなる機能改善の結果、10月にグローバルローンチに至った。同社は、「Autify」のグローバルローンチを機に、日本だけでなく海外の企業へのサービス提供も本格的に開始していく。
今回の資金調達によって、同社の資金調達額は累計307万米ドル(約3.2億円)に達し、調達した資金はプロダクト開発体制・販売体制の強化、グローバル市場の開拓に活用される。
「Autify」は誰でも簡単に、プログラムコードを書くことなく、Webアプリケーションの検証作業を自動化できるので、非エンジニアでもテストの自動化が可能になっている。AIがコードの変更を監視し、自動で検証シナリオを修正するため、メンテナンスコストを大きく引き下げられる。

なお、価格は使用量や機能に応じて、月額、年額制で提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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