マイクロソフトは、余剰キャパシティを割引価格で提供する「Azure Spot Virtual Machines」(以下、Azure スポットVM)の一般提供開始を、5月12日に発表した。
Azure スポットVMは、余っているキャパシティを安く提供するサービスで、昨年12月にプレビューリリースされた。
Azure スポットVMを使用すると、従量課金制の価格と比較して、未使用のAzureコンピューティング容量を最大で90%の割引価格で利用できる。またAzure スポットVMは、中断可能なワークロードに最適であり、コストを削減しながらスケーラビリティを提供する。
そのほか、Azure スポットVM上でWindows Serverワークロードを実行する場合、Azureならではの価格設定とメリットを利用できる。Azure スポットVMは、以下のようなワークロードに最適となる。
- ハイパフォーマンス コンピューティングのシナリオ、バッチ処理ジョブ、ビジュアルレンダリングのアプリケーション。
- 継続的インテグレーション/継続的デリバリーワークロードを含む開発/テスト環境。
- 大規模なステートレスアプリケーション。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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