セッション名
APP Meets NW! 垣根を越えて生きていく入門
セッション概要とポイント
シスコシステムズでは、ルーターやLANスイッチ、無線LAN、各種管理ツール、セキュリティ関連ソフトウェアやサービスなど、企業用インフラを主に開発、販売しています。ネットワークは専用製品で構成されるため、従来は専門領域とされており、特にアプリケーション層に近いディベロッパーの方からは見えにくい部分でもありました。一方で、ネットワークはOSやプロトコル、製品実装の観点で、オープン化が進み、CLI/GUIと同様にAPIも提供されることが当たり前になってきました。このセッションでは、それらのトレンドと実例を紹介することで、従来はレイヤーが違うとされてきたアプリケーション開発者とネットワークインフラ技術者の間を橋渡しする入り口になることを目指します。
セッションで得られること
ミドルウェアやアプリケーション、ウェブサービスなどの開発者にとって見えづらい、ネットワークインフラ側で起こっているオープン化のトレンドと実例について紹介します。ネットワーク技術者にとってはより上位レイヤーを、アプリケーション開発者にとってはより下位レイヤーを、広く見渡す視点をもつことで、個人の仕事の幅や会社としてのビジネス領域、または、サービス開発の観点からネットワークインフラの活用など、新たな可能性や気づきを得られます。ネットワークを支えるインフラを、プログラミングで読み書きする楽しさを知っていただきつつ、それが既に目の前にあり、ビジネスになっている現状をご紹介します。学習方法やツールの紹介、具体的なデモもお見せします。
登壇者プロフィール
生田 和正
シスコシステムズ合同会社
テクニカルソリューションズアーキテクト
企業、通信事業者担当SEを経て、2014年よりSDN応用技術室。現在はアジア太平洋地域のアーキテクトチームに所属し、企業向けLAN/WAN製品、SDN関連、ディベロッパーネットワークを担当。約15年前、ルーター上で動くTCLプログラムの面白さにハマる。米国本社はじめ、各国の技術者と製品開発にも貢献しながら、毎日を楽しく過ごす。
円佛 公太郎
株式会社プログデンス
技術最高責任者
外資系メーカーのノートPC設計部門に所属後、インフラエンジニアに転向。過去、3度の起業を経験して現在に至る。主にISPやクラウド基盤等、大規模システムの設計/構築に携わることが多い。昨今ではSDNや自動化を中心に取り扱い、国内でも先んじて各社のSDN製品に携わる。早期からフルスタックエンジニアの重要性について提唱している。
Developers Summit 2020 Summer
- テーマ:デベロッパーが推進するDXと開発プロセスの変革
- 会期:2020年7月21日(火)10:30-18:05
- 参加費:無料(事前登録制)
- 会場:オンライン
- 主催:株式会社 翔泳社
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