DataRobotは、「DataRobot AI Platformトライアル」の国内提供を7月1日に開始した。これにより、エンタープライズAIプラットフォームが提供するAIの価値を14日間無償で体験することができる。
「DataRobot AI Platformトライアル」は、クラウド上のSaaS環境における提供となる。自社データをアップロードできない人や利用予定データの準備が整っていない人を対象に、各業界におけるAI活用のテーマを想定した多種多様なサンプルデータが提供される。サンプルデータには、生産ラインにおける品質欠陥の予測や損害保険における不正請求検知、ロイヤルカスタマーのターゲティングなど12のデータセットが含まれる。
また、本トライアルの申込者は、「DataRobotオンラインコミュニティ」への参加が可能。「DataRobotオンラインコミュニティ」は、オンライン上で利用方法のトレーニングやAIテクノロジーに関するセルフラーニングを行うことができ、利用に関する質問や課題については、DataRobotのAIプロフェッショナルが積極的にサポートを行う。
なお、「DataRobot AI Platformトライアル」版の製品では、通常版の製品で利用可能な機能の一部(外部データベースとの接続や自動特徴量探索、異常値検知や時系列など)は利用できない。これらの機能は、年間300万円(月額5万円/1ユーザー、5ユーザーから申し込み可能)から利用できる「スターターライセンス」、またはオンプレ/プライベートクラウドへのインストールも可能な「エンタープライズライセンス」の購入によって利用可能となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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