米Googleは、Google Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azureは近日提供予定)のデータにアクセスして、安全に分析できるマルチクラウド分析ソリューション「BigQuery Omni」を、7月14日(現地時間)に発表した。
「BigQuery Omni」は、BigQueryのコンピューティングとストレージの分離によって実現されており、BigQueryインターフェースを使用することで、クラウド間の移動やデータのコピーを行うことなく、Google Cloud、AWS、Azureに保存したデータのクエリが可能になっている。また、「BigQuery Omni」のクエリエンジンは、データが保存されているリージョンと同じリージョンのクラスタでコンピューティングを実行する。
Google CloudによるフルマネージドのAnthosクラスタで実行されるため、他のパブリッククラウドで安全にクエリを実行でき、Anthosのハイブリッドおよびマルチクラウドアプリケーションプラットフォームによって、複数のクラウド上でBigQueryクエリエンジン(Dremel)の構築・デプロイ・管理を可能にした。
なお、「BigQuery Omni」は現在プライベートアルファ版として提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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