米HashiCorpは、Infrastructure as Code(IaC)ソリューション「Terraform」の、クラウド開発キット(CDK)のコミュニティプレビューを、7月16日(現地時間)に発表した。
CDK for Terraformは、TypeScriptとPythonを使用したインフラストラクチャの定義に対応しており、AWS CDKによってCloudFormationの設定を生成し、CDK for TerraformがHCL(HashiCorp Configuration Language)を生成することで、Terraformによるプロビジョニングを可能にしている。
Terraformでは、これまでHCLとJSONをサポートしており、2020年初旬に発表されたKubernetesカスタムリソース定義(CRD)の試験的なサポートによって、KubernetesネイティブワークフローでTerraformリソースを構成できるようになった。
CDK for Terraformは、現時点ではアルファ版であり、今後はJavaScript、Java、C#といった新たな言語サポートの追加や、AWS CDKと同様のユーザーエクスペリエンスを提供するコマンドのサポートを予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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