Pythonを用いたオープンソースのWebアプリケーションフレームワーク「Django 3.1」が8月4日(現地時間)に公開された。
「Django 3.1」では、非同期ビュー、非同期ミドルウェア、非同期テストとテストクライアントを含む、非同期リクエストパスをフルサポートしている。
WSGIモード/ASGIモードのどちらで実行しているかに関わらず、すべての非同期機能をサポートするが、WSGIモードで非同期コードを使用するとパフォーマンスが低下するほか、現段階ではORM、キャッシュレイヤー、ネットワークコールを長時間実行するその他のコードは、非同期アクセスをサポートしていない。
また、データベースのバックエンドで利用可能なmodels.JSONField、forms.JSONFieldが追加された。どちらのフィールドもJSONのカスタムエンコードおよびデコードに対応しており、モデルフィールドはかつてPostgreSQLのみがサポートしていたイントロスペクション、ルックアップ、トランスフォームに対応している。
そのほか、トークン、クッキー、セッション、署名がSHA-256を用いるようになり、将来登場予定の「Django 4.0」では、SHA-1を用いたトークン、クッキー、セッション、署名のサポートが削除される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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